遺言書が2通出てきた場合 (栃木・宇都宮の相続手続何でも相談室業務日報)

栃木・宇都宮の相続手続き何でも相談室室長の石川です。

 

今回は「遺言書が2通出てきた場合」についてです。

亡くなった人の遺言が複数出てきてしまった場合、どちらの遺言に従えばよいのでしょうか?

 

それぞれの遺言書の内容が矛盾する場合、基本的には遺言書の形式に関わりなく(自筆証書遺言と公正証書遺言が出てきた場合は公正証書遺言が優先するとかいうことはなく)、日付が一番新しい(死亡日に近い)遺言書に書いてあることが優先します。

 

民法は「前の遺言が後の遺言と内容が違っているときには、

その書いてある部分については後の遺言で前の遺言を撤回したものとみなす」

と定めています。

 

たとえば、前の遺言書には「自宅は長男に相続させる」と書いてあり、

後の遺言書には「自宅は二男に相続させる」と書いてあった場合には

自宅は二男が相続することになります。

また、前の遺言書には「箱根の別荘を相続させる」と書いてあり、

後の遺言書には「軽井沢の別荘を相続させる」と書いてあった場合には、

軽井沢の別荘だけを相続できます。

 

では、前の遺言書に「全財産を長男に相続させる」と書いてあり、後の遺言書には「自宅及び栃木銀行の預金を二男に相続させる」と書いてあった場合、二つの遺言書の日付が近接していれば、二男は自宅と栃木銀行の預金を相続し、それ以外の遺産を長男が相続すると解釈できます。

しかし、二つの遺言書の日付が相当期間離れていて、かつ長男と被相続人が仲違いしていたような事情があった場合、前の遺言は全面撤回され、被相続人は長男に財産を相続させるつもりは全くなくなっていたと解釈される可能性があります。

 

遺言作成する際には必ず公正証書遺言の方法を選択しておけば、

この手のトラブルは確実に減らせます。

 

少しの手間を惜しんで、公正証書遺言を選択せずに自筆証書遺言を選択することは、

結果的に後々のトラブルを誘発すると言わざるを得ません。

 

 

以上、栃木・宇都宮の相続手続何でも相談室でした。

 

→ブログトップに戻る

 

→トップページに戻る

 



メールフォーム

 

メールでのお問い合わせの際は

上記をクリックしてください。

 

栃木・宇都宮『相続手続き何でも相談室』室長の石川です。

「栃木・宇都宮の相続手続を手間なく早く正確に!」


このことをモットーにご相談は出張相談を含めすべて無料にて対応しております。

相続手続は思い立ったときに迷わずに着手しておくことをお勧めします。

いったん放置してしまうとその後に再チャレンジするのは相当におっくうです。

面倒な相続手続はさっさと済ませてしまいましょう。

相続手続に関すること、何でもお気軽にご相談下さい。

依頼者の方にできる限りお手間をおかけしないよう、スマートな仕事運びを心がけます。

よろしくお願いします。

 

栃木・宇都宮

「相続手続き何でも相談室」

〒320-0049

栃木県宇都宮市一ノ沢町

285番地28 

メゾン一の沢101

室長

司法書士・社会保険労務士

   石川 裕隆

電話 028-612-5515

FAX 028-612-5588 

栃木県司法書士会

登録番号356号 

簡裁訴訟代理認定司法書士 

第206018号


栃木県社会保険労務士会

第09080010号

特定社会保険労務士付記

 


相続手続き何でも相談対応エリア(無料出張相談歓迎)

宇都宮市

日光市

鹿沼市

塩谷町

上三川町

さくら市

高根沢町 

矢板市

芳賀町

壬生町

 

その他

栃木県全域